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本シンポジウムの趣旨
いま日本の学校教育は、これからの社会の担い手である児童・生徒の主体的・協働的で探究的な学びをどう構想し、どう保証していけばよいのかという課題に直面しています。そして、この課題に応えていくには、教育の担い手である教師をどう育てるのかということについて同時に考えていかなければなりません。このたび教育学研究科・学校教育高度化センターでは、こうした課題に向き合うために、本シンポジウムを企画しました。
シンポジウムでは、生徒の探究的な学びの実現を目指した高校の教育実践と教育行政の政策・施策についてご報告いただくとともに、それぞれの立場から高等教育機関における教員養成はどのように行われるべきかについてご提言をいただきます。あわせて本研究科から、昨年度、多数の高校・教育委員会にご協力いただいて実施した、ディープ・アクティブラーニング)を指導できる教師のニーズ調査結果と、大学院レベルの教員養成構想について報告します。多くの方にご参加いただき、率直に意見を交わしあえるシンポジウムにしたいと願っています。
日時
2017年1月28日(土)12時半受付、13時開始
会場
東京大学医学部鉄門記念講堂(医学部教育研究棟14階)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_02_09_j.html
タイムテーブル
13:00 開会
司会:山本義春(東京大学大学院教育学研究科)
13:05 研究科長挨拶・趣旨説明
大桃敏行(東京大学大学院教育学研究科・研究科長)
13:10 センター長挨拶
能智正博(東京大学大学院教育学研究科・学校教育高度化センター・センター長)
13:15 東京大学教育学研究科における新しい教師育成構想
勝野正章(東京大学大学院教育学研究科)
13:35 ディープ・アクティブラーニングを担う教師の育成への期待—ニーズ調査の結果から―
本田由紀(東京大学大学院教育学研究科)
13:55 これからの教員の資質能力の向上について
大江耕太郎(文部科学省初等中等教育局)
14:15 SSHの取り組みと教師育成への期待
福嶋洋之(福井県藤島高等学校)
14:35 SGHの取り組みと教師育成への期待
長津和彦(宮崎県五ヶ瀬中等教育学校)
14:55 東大附属学校での探究的な学びの実践
沖濱真治(東京大学教育学部附属中等教育学校)
15:15 探究科・探究コースと教師育成への期待
佐藤俊一・須貝英彦(山形県教育委員会)
15:35 休憩
15:55 ディスカッション「これからの教育を担う教師をどう育てるか」
16:55 閉会
司会:山本義春(東京大学大学院教育学研究科)
お申込み
ご予約ありがとうございました
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定員に達ししだい締め切らせて頂きます(定員200名)
主催
東京大学大学院教育学研究科附属学校教育高度化センター