2014年6月3日(火)に、オマーン教育省でライフスキルカリキュラム開発に携わる6名の方々の視察団が来訪されました。この日は、恒吉僚子センター長 による日本のライフスキル教育(特別活動、総合的な学習の時間など)についての説明の後、南風原研究科長との懇談、身体教育学コースの実験室の見学、本郷キャンパスの見学を経て、東京都立小石川中等教育学校を訪問するというスケジュールでした。小石川中等教育学校では、授業見学に加え、ホームルーム・掃除・部活動といった特別活動を見学されました。
以下は、一日同行した河本愛子さん(教育心理学コース博士課程)からの報告です。
「オマーン視察団の方々が授業の中で、特に興味をもたれていたのは家庭科でした。質問の時間では、家庭科の授業が週に何時間、実施されているのかについて質問されていました。また、もっとも感動されていたのは、掃除の時間でした。生徒の様子を視察するだけでなく、生徒とともに黒板を消したり、机を運んだりして掃除を体験されていました。生徒の掃除によって学校が綺麗に保たれていたことに驚かれていたようです。」