ポスター(クリックして拡大)
日時
2019年6月29日(土)
10:00~11:00 発表
11:00~12:00 交流会
会場
東京大学教育学部3階357-358教室
(東大赤門入ってすぐ左)
(地図:東京大学・本郷キャンパス)
定員
75名
参加費
一般1,000円(資料代含む)
申し込み方法
下記リンク先よりお申込みください。
https://tokkatsuindonesia.jimdofree.com/
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開会の挨拶 菅谷万里子
(世田谷区立京西小学校校長・全国小学校学校 行事研究会会長)
講演 恒吉僚子 (東京大学教育学研究科・教授)
「世界から見たTokkatsuの魅力」
講演 Tatang Suratno (インドネシア教育大学・講師)
「インドネシアにおける全人的教育への関心と、Tokkatsuの実践」
Yohana Dhita Mahayani (Sant Yusup幼稚園園長)
Theresia Tridarini (Sant Yusup小学校校長)
Eva Lidwina (Sant Yusup中学校校長)
Theresia Wanda (通訳者)
講演 南部和彦
(文京学院大学特任教授・全国小学校学校行事研究会顧問)
「学校行事の教育的意義と国際的な展開の可能性」
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グローバル化された時代において、「先進性」を持つとされる教育モデルはかつてないほど国を越えて参照されるようになっている。こうした流れを受けて、近年「日本式」教育をめぐる内外の状況も変化している。すでに日本の教育モデルとして「授業研究」が国際的に実践されているが、ここ数年人間形成の観点から〝tokkatsu″が社会性・感情面の育成に有効だとして世界的に注目を浴びている。(シンポジウム:2016年12月10日「海外における『日本式』教育モデル」ちらしより抜粋)
2018年10月20日にインドネシア教育大学、Salib Suci財団と共催のセミナーの招待を受け、東京大学大学院教育学研究科の恒吉僚子教授と、文京学院大学の南部和彦特任教授がtokkatsu(特別活動を軸とした「日本型」教育)の理論と実践について講演を行われました。Santo Yusuf小学校で開催された本セミナーは、バンドンの小学校の教員、県の教育局、カソリックのSalib Suci財団の幹部約150名が参加がありました。センタープロジェクトである日本型21世紀対応教育の国際モデル化に関する国際比較研究-多元的モデルの構築(科研費基盤(A)15H01987 代表:恒吉僚子)(平成27年度〜平成30年度)の助成を受けて、講師派遣が行われたものです。
Conference Program: Intertwining Teachers’ and Students’ Wellbeing “Learning to Grow Together”というテーマは、人格教育に力を入れている学校法人を経営しているSalib Suci財団の教育目標とも合致していて、学校では実際に掃除活動、給食活動などが実践されています。セミナーでは、非認知的教育活動の教育的意義、どのように日々の学校に取り入れたらよいか、教師と生徒の関係づくりと学び、教科活動と教科外活動の連携、などのテーマを取り上げ、日本の事例に基づいて講演が行われました。
またインドネシアで学級活動を取り入れた授業研究を実践している東ジャワ州マラン県の教員が、全人型教育実践を導入した際の利点と課題について、実際の授業のビデオや子供たちの声を交えて発表を行った。午後は、分科会に分かれて、実際の授業で子どもの学びを保障するための課題やアプローチの方法について、グループでディスカッションを行い、日常の授業で取り入れるためにどうすればよいか考えるワークショップが行われました。この機会に全人的な教育活動の理解が深まった、大学や学校でこうした活動を取り入れていきたい、という声が上がりました。(東京大学大学院教育学研究科附属学校教育高度化・効果検証センター ホームページNEWSより抜粋)
アジアにも広まりつつある「日本型」教育tokkatsuの研修に来日される上記先生方を囲んで、活発な情報交換・意見交換・交流が行われます。
主催:全国小学校学校行事研究会
後援:東京大学大学院教育学研究科附属
学校教育高度化・効果検証センター
お問い合わせ ☎03(5841)3956