概要
本講演は、北欧のデンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、東アジアの日本、シンガポール、韓国、台湾の8カ国を対象とした研究から浮かび上がった3つの主要なテーマにより構成される。まず、国の教育政策と公立学校システムの機能を定義する上で、教師と国家との関係に着目する。次に、グローバリゼーションが静的なものでも直線的なプロセスでもないという点に焦点を当てる。 グローバリゼーションの影響は時間や場所を超えて変化し、グローバリゼーションを巡る理論は、国境を越えた組織のみによって生み出されるのではなく、各国の文化的文脈の中で精緻化され、変化していく世界文化のダイナミズムを説明する必要がある。第三に、グローバリゼーションが特定地域の国民国家にどのような影響を与えるかを明確にするために、地域ネットワークや地域における効果がどのように世界文化のダイナミクスと相互作用するかについて再概念化を提起する。
日時
2024年7月5日(金)17:30~19:00
場所
東京大学本郷キャンパス教育学部棟1階158教室
<会場へのアクセス Access>
以下をご覧下さい。
https://www.p.u-tokyo.ac.jp/access
※ハイフレックス開催
対面、またはオンラインでの参加が可能です。
言語
セミナーは英語で開催されます。
講師
ジェラルド・レテンダ教授(Dr. Gerald K. LeTendre)
ペンシルバニア州立大学 教育政策学科 教授
司会
福留東土(東京大学大学院教育学研究科教授)
参加申し込み方法
参加を希望される方は以下のフォームに7月4日(木)までにご入力下さい。オンライン参加希望の方にはリンク先をお送りします。
https://forms.gle/tfvtJTo2gj9jZbhR7